食品メーカーで約20年、営業と現場の両方を経験
食品メーカーで約20年、営業に加え、工場で製造・総務など幅広い仕事に携わってきました。営業では、売場やお客様の動きを見ながら、商品に合う販売場所や見せ方を考えてきました。工場では、複数の問題が重なったときにも状況を整理し、周囲と協力しながら、仕事全体がスムーズに回る方法を一つずつ形にしてきました。この経験から、経営者の考えだけでなく、現場で働く方の事情も踏まえて考えることを大切にしています。

PROFILE
食品メーカーの現場感覚と、海外で学んだ「価値観の違いを受け入れる姿勢」を、在留手続きに生かします。
高知県出身。高校卒業後、プロサッカー選手になることを夢見て、単身アルゼンチンへ渡り、約1年間生活しました。言葉も文化も異なる環境で挑戦しましたが、夢をかなえることはできず、帰国することになりました。
それでも海外で過ごした経験から、「もっと自分の知らない世界を知りたい」「新しい価値観に触れたい」という思いが強くなり、今度はスペインで約1年間生活しました。滞在中は近隣の国々にも足を運び、さまざまな文化や価値観に触れました。現地ではスペイン人だけでなく、さまざまな国や地域から来た人たちと友人になりました。育った場所や文化が違えば、考え方も当たり前も違います。互いの違いを知り、受け入れることで、人とのつながりが生まれることを学びました。
食品メーカーで約20年、営業に加え、工場で製造・総務など幅広い仕事に携わってきました。営業では、売場やお客様の動きを見ながら、商品に合う販売場所や見せ方を考えてきました。工場では、複数の問題が重なったときにも状況を整理し、周囲と協力しながら、仕事全体がスムーズに回る方法を一つずつ形にしてきました。この経験から、経営者の考えだけでなく、現場で働く方の事情も踏まえて考えることを大切にしています。
働く中で、自社を含め、多くの取引先が人手不足に苦しんでいる現実に気づきました。必要な人材を確保できなければ、どれほどおいしい食品を作っていても会社を続けられないことがあります。歴史のある会社や、長く愛されてきた商品がなくなることは、会社だけでなく地域や食文化にとっても大きな損失です。外国人雇用は、その問題を乗り越えるための大切な選択肢の一つだと考えています。
一緒に働いた外国人スタッフの中には、毎日の作業に丁寧に向き合い、機械の異音やラインの詰まり、商品の小さな異変にいち早く気づいて知らせてくれる方がいました。出荷直前の追加注文にも正確に対応し、忙しい現場を明るい声と笑顔で和ませ、新しいスタッフに作業や日本で働くうえでのマナーを教えてくれることもありました。家族や将来のために日本で働きたいという、強い思いを持って頑張る姿に、私自身が何度も助けられました。
外国人スタッフに仕事を伝えるとき、日本人同士なら説明しなくても通じていた「当たり前」が、実は伝わりにくいことに気づきました。そこで、ゆっくり短い言葉で話す、作業を一つずつ分ける、絵や画像を使って示すなど、伝え方を工夫しました。その結果、外国人だけでなく日本人の新人にも教えやすくなり、個人の経験や勘に頼っていた作業が、誰にでも分かる形へ変わっていきました。外国人材の受け入れは、人手を補うだけでなく、工場の暗黙知を見える化し、職場全体をより働きやすくするきっかけにもなると実感しています。
在留資格の手続きは、聞き慣れない言葉や多くの書類があり、初めて外国人を採用する会社には分かりにくいものです。私は、まず状況を丁寧に伺い、「何を確認し、何を準備し、次に何をするのか」を順番に整理します。海外で異なる価値観に触れた経験と、食品メーカーの現場で培った問題整理の力を生かし、会社と働く方の双方が安心して前へ進めるよう支えます。